2015.7
 

 


File number 001

セティ1世の葬祭殿に謎のレリーフ!

エジプトのアビドスにある「セティ1世の葬祭殿」は、エジプトの神殿の中で最も美しい神殿だ。
カイロからナイル川を約500q南下。
ルクソールからは車で3時間ほどの場所に位置するアビドスは、今は荒れ果てているが、かっては古代エジプト、オシリス神話の中心地で多くの人々が訪れ神殿や墓地が建てられた。
第19王朝のセティ1世(BC1318〜1304年)によって建てられた「セティ1世の葬祭殿」は、その息子ラメセス2世(BC1304〜1237年)によって完成した。

約3300年前の建物とは思えないほど保存状態が良く、色鮮やかなレリーフが多く残っている。

その「セティ1世葬祭殿」の梁に見られるレリーフには、その時代に存在するはずのないものが彫られている。
それは、どう見ても現代のヘリコプター、戦車、飛行船・・・にしか見えないのだ!

3300年以上も前の古代エジプトにヘリコプターやジェット機が存在したから、高度な技術でしか作りえない大ピラミッドを建設することができたのだろうか・・・・?

しかし、ヘリコプター・・などの基地(整備場・格納庫)などの遺跡は発見されていない!
また、レリーフに彫られたような服装でこれらの乗り物に乗るなんてとても考えられないのだ!

エジプト考古省の学者や海外の専門家は、ただのヒエログリフ(文字)だという。
このヒエログリフは、同じ壁に書き直しがされ、 二人の王の名前が部分的に重なって彫られたため偶然にもこんな形が作られてしまったと言うのだ。

セティ1世の名前


 

 

ラメセス2世の名前

セティ1世が亡くなると石膏で埋められ、その上から新しい王のラメセス2世の名前を石膏ごと彫る。
やがて年月がたち埋めた石膏が剥がれ落ちてしまったということらしい。

それぞれを重ねてみると、戦車やヘリコプターが見えてくる。