2017.2
 

 


File number017

2017年10月に地球に衝突か!?
惑星Xが地球に衝突する日

「プラネットX 2017アライバル」の著者デビッド・ミードは、2017年10月に地球に惑星Xが衝突すると発信する。

この「プラネットX」とは、海王星よりも遠い軌道を公転している惑星サイズの天体である。
古代シュメール人はこの惑星を「ニビル」と呼んだ、 約3,600年周期で太陽系と垂直方向の楕円軌道で動いているという。

デビッド・ミードは「太陽の双子のような恒星があり、それが地球に近づいています。
しかし、あらゆる人工衛星、天体望遠鏡の死角から向かってきているので、アメリカ航空宇宙局(NASA)も発見できないでいるのです。
南米の上空を通過する超高感度の人工衛星のカメラから一瞬だけ確認できます。
その恒星の周囲には7つの惑星が回っており、その一つがプラネットXです。
プラネットXは、太陽と太陽の双子との2つの恒星の周囲を公転しています。
その双子の重力で軌道が変わり、ニビルが今年10月に地球の南極側に衝突するようなのです」と著書「プラネットX 2017アライバル」で明かしている。


プラネットXは地球の5倍の大きさがあり、 アメリカの学者ロバート・ハリントン博士が木星、海王星、冥王星の軌道が計算とずれていることから、それらの惑星の軌道に影響を与える巨大惑星の存在を仮定し、「プラネットX」と名づけた。
そのプラネットXが、シュメール文明の粘土板に記されていた謎の惑星ニビルのことではないかと言われ、プラネットX=ニビルとなった。

 デビッド・ミード

古代シュメール文明に刻まれた太陽系10番目の惑星。

シュメール神話では「ニビルと言う星からやってきたアヌンナキと言う人々が人類を作り、そして、地球にシュメール文明を興した」。

メソポタミアに生まれたシュメール文明には、粘土板に天文学に関する記述があり、天王星は水に満ちた青緑色の星、海王星は青緑色で湖沼に満ちた星と記述されている。

デビッド・ミード説に天体マニアたちは「どうせオカルト的な話になるんじゃないか」と疑問視している。
「ミード氏の著書を読むと、科学的な話よりも、『神が聖書でこう言っていた』という話が多いのです。 科学の本ではなく、宗教書ですよ」と指摘する。

実際、NASAは「ニビルはインターネットの詐欺話だ。 ニビルは存在しない」と声明を出している。
この声明に対して、ミードは「人々がパニックに陥らないための嘘の声明だ」と反発しているが、一般人はデビッド・ミードよりもNASAを信頼するだろう。

しかし、一部のエリート層はニビルの衝突に備え準備をしているという。
地下シェルター、災害保険、災害対策ネットワークなど総合的災害対策サービスを提供する、ロバート・ヴィチーノは、来るべき終末をエリートたちは知っており、数十年も前から着々と準備を進めていると指摘する。

ヴィチーノによると、アメリカとヨーロッパですでに何十万もの小規模な防災設備が準備され、 国家レベルで準備された大規模な地下シェルターも受け入れ態勢が整っているという。