2020.11.25 -12.5
 

 


File number 044

ユタの砂漠に「モノリス」出現

米西部ユタ州南部の砂漠地帯の真ん中で、映画「2001年宇宙の旅」のモノリスのような正体不明の金属製の柱が見つかった。
三角柱の形状で、地面から高さ約3.6メートルにわたり突き出している。

2020年11月18日、野生生物保護当局が一帯に生息するオオツノヒツジを数える作業に協力していた、地元公安局のヘリコプターが発見した。

調査のために着陸したユタ州公安局の職員によると、誰が建てたかを示すものは見つけられなかったという。

物体の正確な位置は公表されていない。
だれが設置したのか、その正体もなぞのままだ。
この発見のニュースはすぐにインターネット上で拡散され、キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」に登場する「モノリス」に似ているとの投稿が相次いだ。

さらに調べる必要があるかどうか、政府の土地管理局が検討している。

2020年12月4日/追加

モノリス消失

モノリスが突然に消えた!モノリス撤去の情報がネットを駆け巡った・・・
撤去の現場を目撃した冒険写真家のロス・バーナーズ氏で、現地時間で11月27日の夜、バーナーズ氏は友人3人とモノリスが設置されていた砂漠を訪れたという。

モノリスの頂上に星空からの光を受け止めている写真がインスタグラムに投稿されている。

午後8時40分、峡谷から声が聞こえてきた。

到着した4人の男性はモノリスを数回押し、傾いて地面に横転したモノリスを解体。
解体したモノリスは、手押し車に乗せて運び出したという。

バーナーズ氏の投稿後、ラックライナーでパフォーマーのアンディ・ルイス氏は、FacebookとYouTubeで「我々のグループがユタのモノリスを撤去した」と23秒の動画を公表した。

11月18日に発見され、27日に環境運動家と名乗る4人組により撤去された。

同地から東へ約9600キロ離れたルーマニアのモルダビア地方でもモノリスが11月26日に発見され30日には撤収されている。

ルーマニアのモノリスには、表面にたくさんの円が描かれていた。

さらに、12月2日にロサンゼルスとサンフランシスコのほぼ中間に位置する、アタスカデロにあるハイキングコースで見つかった。
そして、3日の早朝に男性グループが現れてこれを撤去したという。

このモリス騒動まだまだ続きそうだ。