恐竜が絶滅したのは約6,600万年前、人類が地球上に登場したのはおよそ500万年前といわれている。
6000万年というタイムラグがあり、常識で考えて恐竜と人間が共存することはありえない!しかし、過去の遺物に人類が知らなかったはずの恐竜をモチーフにしたものが残されていた。
■カブレラ・ストーン(ペルー)
1961年に南米ペルーのイカ川で発見されたカブレラ・ストーンは、表面には絶滅した恐竜と思われる姿が数多く彫りこまれている。
人間と恐竜の格闘シーンや人間が恐竜に乗っているなど、人間と恐竜が共存していたことを思わせるのだ・・・。
そのほか、電磁気エネルギーやピラミッド、宇宙旅行、双眼鏡で星を見ている男性など総数で1万5000点以上の出土品は、現地の医師ハビエル・カブレラが所有していることから、カブレラ・ストーンの名がついた(別名「イカの石」とも呼ばれる)。
カブレラ・ストーンは1966年、ペルシャ人の内科医ハビエル・カブレラが42歳の誕生日にもらった1つの石がきっかけになった。
その後、ハビエル・カブレラはバシリオ・ウシュヤという農夫から多くの石を買い取ったという。
農夫は当時、イカ川が氾濫したときに現れた洞窟で発見したと証言。
ペルー政府は古代文化遺産保護政策の時期でもあり、文化財を販売した罪で農夫は逮捕された。
すると、農夫は証言を撤回し「歯科用のドリルを使って自分が彫った」と言い出した。
後にイギリスBBCテレビの取材で、石を作った者が名乗り出たことで論争には終止符が打たれている。
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カブレラ・ストーンを発見した農夫
バシリオ・ウシュヤ
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しかし1万5000点以上もあるというこのカブレラ・ストーン1人で作ることができるだろうか?
また、共同墓地の発掘からもカブレラ・ストーンに似た石が見つかっている。
※Can the Ica Stones be Independently Authenticated?
https://www.genesispark.com/essays/can-the-ica-stones-be-independently-authenticated/
■タ・プローム寺院(カンボジア)
カンボジアのアンコール遺跡群と呼ばれる12世紀末に建立された多くの遺構群に中にある、タ・プローム寺院の門の一箇所に、古代の恐竜ステゴサウルスの彫刻があるという。
タ・プロームが建立された当時の人々が、約6500年前の白亜紀末期に絶滅した恐竜を知っていたとは考えられない、さらにステゴザウルスが生息していたのは北米でカンボジアにはいなかった。
ステゴザウルスだとして、彫刻の頭に生えている角は?
■ブロワ城(フランス)
フランスのロワール=エ=シェールにあるブロワ城は15世紀の建築物だが、内装を彩るタペストリーに、恐竜のような生き物の描写がある。
ドラゴン伝説の影響かもしれないが、もし恐竜だとすれば頭に角が付いたドラコレックス・ホグワーツィアとその子供にきわめてよく似ているる「生き物」に気付くだろう。
■ナスカの織物(ペルー)
地上絵で有名なナスカで、紀元前700年前後に生産されたと見られる古代の織物に恐竜の姿が描かれている。
■ヤモン遺跡の岩絵(ペルー)
南米ペルー、アマゾンのウトゥクバンバ県ヤモン地域にあるヤモン遺跡の岩絵は8000年前の旧石器時代に描かれたもので、恐竜を取り囲むように槍を持った集団が描かれている。
■ネイティブアメリカンの岩絵(アメリカ・ユタ州)
アメリカ・ユタ州レイク・パウエルにある自然に形成された「橋」として多くの見物客が訪れる「Natural Bridges National
Monument」にはネイティブアメリカンの遺跡があり、そこの岩絵にはアルゼンチノサウルスとおぼしき恐竜の姿が描かれているのだ。
全長40メートルにも及ぶ史上最大級の陸上生物であるアルゼンチノサウルスは、約1億1200万年前〜約9350万年前にアメリカ大陸に生息していたことが確認されている。
その一部はもっと最近まで生息していたかもしれない。
■恐竜の土偶(メキシコ)
1945年以来メキシコ アカンバロで恐竜の形をした土偶が発見され、その数3万点を越える膨大な数である。
事の始まりは1945年の7月、ドイツ人実業家ワルデマール・ユルスルートはアカンバロの町外れにあるブルマウンテンの麓で奇妙な土器を発見した。
ユルスルートの友人で地質学者チャールズ・ハプグット教授が、土偶のサンプルをニュージャージー州の年代測定専門の研究所に調査を依頼したところ、紀元前1000年から紀元前4000年という結果が出たとされる。
※ティラノサウルス・プレシオサウルス・ステゴサウルス・プテラノドンなどの恐竜の他、猿・鳥・アルマジロなどの古代種、猿人・像・馬などの土製品も多い。
太古の昔、この地にアカンバロ恐竜土偶を作るほどの文化が存在したのだろうか?
残念ながら恐竜の土偶以外、石版や文字による記録など遺跡的な証拠は発見されていない。
しかし、土偶の数量と技術的多様性から多くの人数によって作られた可能性が大きい!
残念ながら現地のダム開発により発掘現場は湖の底に沈んでしまった。
■パラクシー川の足跡化石(アメリカ・テキサス州)
古生物学上の定説が正しいのであれば、人類の祖先が地球上に現れたのは、今から約600万年前。
恐竜は、はるか昔に絶滅していたことになっていて、人類の祖先であっても生きている恐竜と対面する事はできない。
テキサス州グレンローズを流れるパラクシー川は多くの恐竜の足跡化石が発見されている、この足跡化石の中に恐竜と人間の足跡が同一年代の地層で発見された!
草食恐竜のものとみられる足跡と交差するように、裸足の人間の足跡らしき化石が点々と続いていたのだ。
足跡は1億1000万年前から1億5000万年前、白亜紀前期の地層に存在し、右、左と普通の生物のように足を踏み出している。
普通の恐竜は爪先で歩くが、この人間のものらしき足跡は足裏を使って歩いている。つまり、恐竜のものとはいえないという説が出たのだ。
後年の研究結果で実際には3本分の指の跡が存在していたことが判明した、はっきり見えなかっただけで実際には3本指をした大きな恐竜の足跡だったのだ。
現在では、この化石は恐竜の生態と地質を知るための資料となっている。
すべての恐竜の絶滅が同時期でなかったとしたら・・・中には絶滅を生き延びた種があったかも知れない。