14世紀から18世紀頃に描かれたヨーロッパの宗教絵画には、謎の飛行物体が描かれている事がある。
天使が描かれているのであれば納得できるが、円盤状の光や宇宙船を想像させる、これらの謎の飛行物体は画家が想像で描いたものなのだろうか?
それとも今でいうUFOが頻繁に飛来していたのだろうか・・・・・・・・・・・?
■ヴェッキオ宮殿の「聖母と聖ジョヴァンニーノ」
イタリア/フィレンツェのヴェッキオ宮殿に飾られているこの絵は、セバスティアーノ・マイナルディ (1460-1513) の作いわれている。
15世紀の宗教画だが、聖母マリアの頭の右に謎の飛行物体が描かれている。
さらに、手をかざしてこの飛行物体を見上げている男がいる。
■「キリストの洗礼」アート・デ・ゲルダー
1710年、オランダの画家アート・デ・ゲルダーによって描かれた「キリストの洗礼」には草原の上に現れたUFOから多くの光が人々の方へ伸びてきているのが確認できる。
■ナショナル・ギャラリー蔵「聖エミディウスのいる受胎告知」
イギリスのロンドン、トラファルガー広場に位置する美術館ナショナル・ギャラリーに展示されている、ルネサンス初期のイタリアの画家、カルロ・クリヴェリ作「聖エミディウスのいる受胎告知
」(1486年 )には、空に浮かぶ物体から不思議な光線が聖母マリアの頭上に伸びている。
■デチャニ修道院の壁画
1335年に完成したコソボ共和国・デチャニ修道院のイエス・キリストの磔刑を描いた宗教画にUFOが描かれている。
キリストが磔に処されている上に人が乗っている飛行物体が・・・・UFO?。
■ノートルダム聖堂に飾られているタペストリー
ブルゴーニュ地方ボーヌのノートルダム聖堂に飾られている、聖母マリアの生涯を表わした14世紀のタペストリー中に不思議なモノが描かれている・・。
その他、ルネサンス期のイタリア画家マソリーノ作「雪の奇跡」、1967年にあったUFO目撃報告を絵にした「空中で輝く2つの車輪」など・・・UFOを描いたとしか思えない絵が多く存在する。
更に時代は遡り、次回とんでもファイル「太古の時代から奴らは訪れていた!」に続く。
キリストが天国から下界にいる人々の集まりを見下ろしているマソリーノ作「雪の奇跡」。
1697年11月4日に、実際にドイツのハンブルク上空で光を放つふたつの輪が浮いているのが目撃されたという。
1490年、エイヴォン作の「聖母被昇天」にも多くのUFOが空に浮いている。